2017年8月8日、目的地までのタクシー運賃を乗車前に確定させる新サービスの実証実験が東京都内で始まったことについて、韓国・聯合ニュースが伝えた。

日本メディアの報道によると、実験は今月7日から10月6日まで、東京23区および武蔵野市、三鷹市で営業するタクシー会社4社で行われる。渋滞や遠回りで料金が高くなる利用者の不安を解消し乗客を増やすのが狙いだ。

乗客がスマートフォン向け専用アプリで乗車地や目的地を入力すると、走行距離と予想所要時間を基に料金が算出される。その料金を承認し配車を申請すると、タクシーが乗車地に配車される仕組みだ。料金が3000円以上の場合に利用できるという。

国土交通省は、モデル事業で利用者増加などの効果が立証されれば、本格的に全国で同サービスを導入する計画としている。

この話題は韓国のネットユーザーの間でも注目を集め、記事には「あらゆる面で日本を見習いたいものだ」「歴史や外交問題を除けば、日本には学ぶところが多い」「日本の技術力は本当にうらやましい」「日本は社会システムが整った先進国。認めるべきことは認めよう」など、システムに感心するコメントが多く寄せられている。

また、韓国のタクシーで問題になっているぼったくりやドライバーの態度の悪さに言及し「韓国のタクシードライバーはマジでムカつく」「タクシーのサービスは日本と韓国では次元が違う」などとして、システムを「韓国にも急ぎ導入すべき」との意見も。

一方で、「韓国にも『カカオタクシー』(スマートフォンアプリ)がある。1キロ当たりの料金が定められていて、出発地・目的地から料金を算出して決済するから、ドライバーと乗客双方にとって便利だよ」と韓国のサービスを紹介するユーザーもみられた。(翻訳・編集/松村)

http://www.recordchina.co.jp/b186936-s0-c30.html