【北京共同】中国の習近平国家主席は12日、トランプ米大統領と電話会談した。

トランプ氏が北朝鮮への圧力強化を中国に求める中、北朝鮮は米領グアム沖へのミサイル発射検討を表明したが、習氏は米朝双方に「自制を求める」と述べ、引き続き対話優先の姿勢を強調した。国営中央テレビが報じた。

トランプ氏と北朝鮮の金正恩政権が威嚇の応酬を展開していることについて、中国政府は「各国が言動を慎むよう望む」(耿爽外務省副報道局長)と自制を促す姿勢を堅持。緊張激化を避けるよう呼び掛けていた。

https://this.kiji.is/268960505976717315?c=39546741839462401


【北ミサイル】米中首脳が電話会談 北朝鮮情勢を協議

【北京=藤本欣也】中国国営メディアは12日、習近平国家主席がトランプ米大統領と朝鮮半島情勢について協議したと報じた。北朝鮮のミサイル問題について話し合ったとみられる。

中国国営中央テレビによると、習氏は「関係各国は朝鮮半島情勢の緊張を激化させる言動を避け、自制を保たなければならない」と述べた。

一方、トランプ氏は、中国が朝鮮半島の核問題で発揮している役割を理解していると述べ、中国側と今後も意思疎通を保ちたいと希望したという。

会談に先立ち、トランプ氏は11日(米東部時間)、一連の北朝鮮危機について同日中に習氏と電話で協議する意向を示していた。

http://www.sankei.com/world/news/170812/wor1708120030-n1.html