鳴り物入りで外務省に乗り込んだ河野太郎外相(54)への期待が、国内外で急速にしぼんでいる。

日本の高校生平和大使の国連演説が今年は見送られ、関係者の間に失望が広がった。

一方、アジア重視で知られ、外相などを歴任した父親の河野洋平氏(80)と当初はダブらせた中韓両国の評判もかんばしくない。

歯に衣(きぬ)着せぬ物言いで「政界の異端児」の異名を持ち、行政改革で実績を上げてきた河野氏だが、このまま看板倒れに終わるのか。 (皆川剛、佐藤大)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2017082302000133.html