北朝鮮がアメリカ軍の空爆を想定し、攻撃の兆候を察知した場合には、100分後までに一般市民も戦闘配置に就く態勢を取ることがANNの取材で分かりました。

北朝鮮消息筋によりますと、北朝鮮はアメリカ軍がグアムに配備しているB1戦略爆撃機が朝鮮半島に2時間で到達することを想定して、被害を少なくするための戦闘態勢を決めているということです。

まず、攻撃の兆候について報告を受けた金正恩委員長が最高政策指導機関の国務委員会に戦闘態勢を命令します。

そして、朝鮮人民軍に命令が伝えられた後、一般市民にはテレビ、ラジオで伝えられます。

ここまでで70分かかると想定し、その後、一般市民も30分で戦闘配置に就くというものです。

北朝鮮は実戦に備え、イスラエルをモデルにしてこうしたシステムを取り入れたということです。

http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000108492.html