中国国防部(省に相当)は8月31日、韓国に高高度防衛ミサイル(THAAD)が配備されたら、中国軍が必要な措置を取るとの方針を示した。

中国国防部のホームページによると、任国強報道官は同日の定例ブリーフィングで、THAADランチャーの追加配備に関して「中国の立場は一貫していて明確。THAADの配備に絶対反対する」「韓国にTHAADが追加配備されたら、中国軍は必要な措置を取り、国家の安全と地域の平和、安定を守るだろう」と主張した。

任報道官のこうした発言は、最近北朝鮮が日本上空を通過する形で弾道ミサイルを発射して以降、日本が「イージス・アショア」システムを構築し、韓国ではTHAADのランチャーを追加配備する動きが本格化していることを念頭に置いたものとみられる。

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