安倍総理は、29日早朝の北朝鮮によるミサイル発射を事前に知っていたのではないか。

今日の閉会中審査で、我が党から質疑に立った後藤祐一議員はそう質しました。明確な答弁はありませんでした。

様々な警戒監視態勢の中で、北朝鮮の動きを敏感に察知することは、あるべきことです。その意味で、安倍総理が今回の北朝鮮によるミサイル発射を察知していたとすると、それも良いことです。

ただ気になるのは、もし本当に安倍総理が今回の北朝鮮によるミサイル発射を察知していたのであれば、もう少し事前にその情報を国民と共有できなかったのかということ。

昨日、早朝の突然のJアラート、エムネットの情報で、びっくりした国民の皆さんは多かったはず。これが、もう少しでも事前に何がしかの情報があったとしたら、国民の側の対応ももう少ししやすかったのではないでしょうか。

政府が情報を独占する。これは良いことではありません。なぜ安倍総理は国民と情報共有しなかったのか。疑問が残ります。

大串博志
衆・民進/党政務調査会長
1965年8月31日、佐賀県杵島郡白石町生まれ。
東京大学文科一類(法学部)卒
UCLAビジネススクールに留学、MBA取得

http://blogos.com/article/243805/