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2017/09/03(日) 10:04:26.43ID:CAP_USERコミュニケーションアプリ「カカオトーク」の団体チャットルームで、異性の同僚や友人に対し、成績関連の発言や誹謗(ひぼう)・中傷を浴びせた事実が発覚したことで、処罰されるケースが相次いでいる。
最近では、大学生だけではなく会社員たちも、チャットルームで同僚の女性たちにセクハラ発言をしたことが引き金となって、懲戒処分となっている。こうした中、自分も処罰対象になる恐れがあるとして、これまでのチャットルームの対話内容を消し去るために、チャットルームを削除。新たに作り直すケースが増えている。俗に言う「チャットルームのロンダリング」だ。
最近大学では、チャットルームをなくすのが流行となっている。こうしたチャットルームでは、別れた彼女との間のプライベートな内容を描写した書き込みが多い。ある大学生は「よもやすると、私も社会的に葬られる恐れがあるという気がして、同期の友人たちにチャットルームをなくして新たに作るようお願いした」という。
会社員のシンさん(31)は最近、部署の同期30人が集まったチャットルームから一部の対話内容を削除した。ある入社同期が虚偽の成果をでっち上げ、後々会社側に知られたことから退社処分となったことがあったが、これに対し同期たちがチャットルームで悪口を言い合ったのだ。
もし、こうした内容が外部に流出した場合、名誉毀損で処罰される恐れがあると考えたのだ。不安に思ったチャットルームの加入者たちは、該当する書き込みを削除したということを証明するため、おのおの「証拠写真」まで撮って互いに共有し合った。
チャットルームで特定の人物に対してセクハラ発言など問題のある発言をした場合、名誉毀損や侮辱罪で処罰される可能性がある。蔚山地方裁判所は今年6月、大学の同期20人が参加しているチャットルームで、女性の助教授と同期学生を侮辱した学生二人に対し、それぞれ罰金100万ウォン(約9万7000円)と50万ウォン(約4万9000円)を支払うよう命じた。
昨年裁判所は、団体のチャットルームだけではなく、1対1のチャットルームで交わした対話内容も「虚偽の事実が急激に拡散する糸口を提供した」とし、侮辱や名誉毀損が成立するとの判決を下した。
これについて、中央大学社会学科のイ・ナヨン教授は「数人の人が集まって、異性を性的に侮辱したりからかったりすることを、大したことではないと思う認識から、まずは変えていかなければならない」と警鐘を鳴らした。
クォン・ソンミ記者
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