韓国の文在寅大統領が中小ベンチャー企業相候補に指名した朴成鎮・浦項工科大教授は15日、指名辞退を表明した。

朴氏は、極右主義的な歴史観や宗教的な偏向性などが問題視されていた。聯合ニュースが報じた。

文政権発足から4カ月が過ぎたが、いまだに閣僚級高官がそろわないという異常事態が続いており、政権には打撃となった。

聯合によると、国会は13日、朴氏について「資質や能力が不適格」との報告書を採択。与党「共に民主党」の一部からも辞退要求が出ていた。(共同)

http://www.sankei.com/world/news/170915/wor1709150122-n1.html