産経ニュース2017.9.28 21:03更新
http://www.sankei.com/life/news/170928/lif1709280039-n1.html

 衆院が解散された28日、共産党が那覇市内で、宣伝カーにより当該、沖縄1区の立候補予定者の氏名を挙げて市民らに支持を呼びかける光景が見られた。「形式的に公職選挙法が禁ずる事前運動にあたることは間違いない」(ベテラン秘書)とされる。「公選法特区」とも揶揄(やゆ)される沖縄県では、衆院解散とともに“選挙違反”とおぼしき行為も火ぶたが切られたようだ。

 くだんの共産党の宣伝カーは、米軍普天間飛行場(同県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古移設阻止を叫ぶ超党派勢力「オール沖縄」の看板を上部に掲示。車内から女性がマイクを通して、解散に踏み切った安倍政権を「疑惑隠し」などと厳しく批判するとともに、来る衆院選で沖縄1区から出馬予定の前衆院議員を支持するよう氏名を叫んで訴えていた。

 また、「オール沖縄」が支援する沖縄2〜4区の立候補予定者3人(いずれも前職)の氏名も挙げて支持を呼びかけていた。

 記者は、共産党沖縄県委員会に電話で「公選法に抵触するのではないか」と問い合わせたが、「担当者が不在で分からない」という回答だった。

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