0001ねこ名無し ★
2017/10/07(土) 07:37:29.88ID:CAP_USERこれについて拉致被害者を救う会会長で麗澤大学客員教授の西岡力氏は「北朝鮮が核実験を繰り返し、米国も厳しい態度を示す中で、北朝鮮の核問題に対する懸念が国際社会に確実に広がっている結果だ」と分析した。
授賞理由ではまた、ICANが史上初めて核兵器を非合法化する核兵器禁止条約の制定に向け「革新的な努力」を尽くしたと指摘。
ただ、核兵器禁止条約が北朝鮮への実効性ある抑止となっていない現実もあり、西岡氏は「授賞理由で評価された条約という枠組みが、北朝鮮の核開発を抑止できておらず、安全保障に功を奏していないという実態を選考者側はよくみていないのではないか。受賞者側も、その現実を理解しているか疑問だ」と話している。
北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさん(53)=拉致当時(13)=の母、早紀江さん(81)も「北朝鮮の核開発問題が世界に示されたことは重要な意味がある」としたうえで、
「日本は核の恐ろしさを身をもって知っている。今、もし暴発が起きれば、拉致問題を含めて、あらゆるもの全てが『灰』になってしまうと感じている」と、北朝鮮の暴走を食い止められない国際社会に危機感を示した。
http://www.sankei.com/life/news/171006/lif1710060066-n1.html
【ノーベル賞】平和賞 「このときに受賞、意味がある」 構成団体のピースボートが喜びの声
核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN=アイキャン)がノーベル平和賞を受賞したことを受け、構成団体の一つである非政府組織(NGO)「ピースボート」は6日夜、東京都内で記者会見を開いた。吉岡達也共同代表(56)は北朝鮮の核開発問題に世界が注目している現状を挙げ、「このときに(国連で成立した)核兵器禁止条約を推進する市民団体が受賞したのは非常に大きな意味がある」と喜びを語った。
新宿区のピースボート事務局では、中継で受賞者発表の様子を映すパブリックビューイングが行われ、午後6時にICANの受賞が決まると、会場は職員らは涙を流して喜んだ。
「この瞬間を迎えられ、心から光栄と思うとともに本当に感動している」
吉岡氏は会見の冒頭、熱っぽく語った。北朝鮮の核問題にも言及し、「もう一度振り返れば、核兵器がなければこの危機もなかった。核兵器禁止条約こそが人類の未来ではないのか」と述べた。
ピースボートは被爆者とともに各国をめぐり、被爆体験の証言や核兵器廃絶の訴えを続けており、ICAN創設団体の一つで、ピースボート共同代表の川崎哲(あきら)氏(48)はICAN創立メンバーの一人という。
川崎氏は現在、国連の核廃絶イベント出席のため、米国に向かっている最中で会見では「この受賞は、核兵器の禁止と廃絶を願って勇気を持って声を上げた全ての皆さんのもの」とのコメントが紹介された。
http://www.sankei.com/life/news/171006/lif1710060072-n1.html
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http://www.sankei.com/life/news/171007/lif1710070006-n1.html
http://www.sankei.com/images/news/171006/lif1710060066-p1.jpg
6日、ジュネーブで記者会見するICANのフィン事務局長(左)(ロイター)
http://www.sankei.com/images/news/171006/lif1710060072-p1.jpg
ICANへのノーベル平和賞授与が決まり、笑顔で写真に納まるピースボート共同代表の吉岡達也さん(右から3人目)と被爆者の三宅信雄さん(同4人目)ら=6日夜、東京・高田馬場
http://www.sankei.com/images/news/171006/lif1710060072-p2.jpg
ICANのノーベル平和賞受賞決定について記者会見するピースボート共同代表の吉岡達也さん(中央右)と被爆者の三宅信雄さん(同左)ら=6日夜、東京・高田馬場