【ソウル聯合ニュース】17日の韓国株式市場で、総合株価指数(KOSPI)は前日比4.32ポイント(0.17%)高の2484.37で取引を終え、前日に付けた過去最高値を更新した。

この日は前日比4.91ポイント(0.20%)高の2484.96で寄り付き、一時2478.76まで下がったが、終了約40分前には2487.88まで上がり、取引時間中の最高値も5営業日連続で更新した。

この日は有価証券市場の時価総額も1617兆ウォン(約160兆円)となり、過去最高を更新した。時価総額1位のサムスン電子は前日より1.63%上昇した274万ウォンで取引を終えた。取引時間中には一時276万9000ウォンに上昇し、過去最高を更新。終値では上場来高値を記録した12日と同額だった。

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外国人の韓国株保有比率33.7%、9月も売り越し

韓国の株式市場では9月、外国人が1兆1020億ウォン(約1100億円)を売り越したが、依然として時価総額の33.7%に相当する約613兆3000億ウォンの株式を保有している。債券100兆ウォン相当を合計すれば、外国人が韓国で保有する証券は713兆ウォン相当となる。

金融監督院によると、外国人による売り越しは8月(2兆4170億ウォン)よりも縮小したが、2カ月連続だ。今年夏に韓国総合株価指数(KOSPI)が短期間に急騰し、IT株など株価が上昇した銘柄を中心に利益確定売りが出たとみられる。

外国人が保有する韓国株式を国・地域別に見ると、米国(255兆5000億ウォン、41.7%)を筆頭に、欧州(175兆2000億ウォン、28.6%)、アジア(73兆7000億ウォン、12.0%)の順だった。

外国人は9月に債券も3兆7320億ウォン売り越した。ただ、通貨安定債券約4兆ウォンが一度に満期を迎えた影響が大きかった。9月の大幅売り越しにより、外国人が保有する債券は100兆5000億ウォン(上場債券全体の6.1%)に減少した。

株式と債券の合計で9月に海外に純流出した資金は4兆8340億ウォンだ。金融監督院関係者は「9月には外国人の売りムードが優勢だったが、依然として株式と債券合計で713兆8000億ウォンを保有しており、資金流出を心配する必要はない」と説明した。

孫振碩(ソン・ジンソク)記者

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