東京五輪・パラリンピックの文字商標「TOKYO2020」を無断使用したピンバッジを販売目的で所持していたとして、警視庁生活経済課は商標法違反の疑いで、川崎市多摩区登戸、土木作業員、何宝容疑者(25)ら中国籍の夫婦を逮捕した。2人とも容疑を認めている。

ピンバッジは中国からインターネットオークションに出品されており、価格は2個セットで最高1万5千円。2人は何者かの指示で、落札者にピンバッジを発送、1件当たり100円の報酬を得ていた。

逮捕容疑は10月5日、東京五輪の文字商標を無断で使用したピンバッジ27個を販売目的で所持していたとしている。ピンバッジには文字商標と人気キャラクター「ピカチュウ」があしらわれていた。

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押収された、東京五輪・パラリンピックの文字商標を無断使用したピンバッジ=24日午前、警視庁田園調布署