0001右大臣・大ちゃん之弼 ★ 転載あかん
2017/10/29(日) 12:41:42.95ID:CAP_USERアメリカ軍普天間基地の移設に向けて、名護市辺野古の沖合では海上で工事が進められている一方、移設に反対する人たちによるカヌーなどを使った抗議活動も激しくなっていて、沖縄防衛局は警備会社を通じて地元の漁業者などを海上の警備員として雇っています。
会計検査院が昨年度までの2年間に警備会社と結んだ3回の契約内容について調べたところ、防衛局が入札の予定価格として用いた警備員の人件費の単価が通常のおよそ2万円の、1.9倍から4.5倍で積算されていたことがわかりました。
契約はいずれも東京に本社がある警備会社が受注し、合わせておよそ2億円が過大に支払われていたということです。
沖縄防衛局が複数の警備会社に見積もりを依頼したところ、入札に参加した1社からしか得られず、業務内容が特殊で警備員の確保が難しいと説明を受けたため、その会社の見積もりをそのまま採用したということです。
一方、実際に雇われた警備員の人件費は、通常のおよそ2万円を基準に計算されていたということです。
会計検査院は改善を求め、沖縄防衛局は予定価格の積算方法を見直すことにしています。
沖縄防衛局は「現在も会計検査の過程にあるため、回答は差し控えたい」とコメントしています。
これまでの抗議活動と海上警備
沖縄県のアメリカ軍普天間基地は21年前、日米両政府が返還に合意しましたが、その3年後に、移設先が県内の名護市辺野古沖とされたことから反対する動きが強まりました。
3年前からは、辺野古の沖合で、順次海底の地質を調べるボーリング調査や海上での工事が始まり、これに伴って、移設に反対する人たちがカヌーなどに乗って海上で行う抗議活動も激しくなっています。
海上の警備活動は、移設に反対する人たちが、調査や工事の現場に近づくのを見つけて、沖縄防衛局や海上保安庁に連絡するというもので、地元の漁業者などが警備員として雇われています。
抗議活動と海上警備が続く辺野古の沖合の状況は、地元の人たちが移設への賛否をめぐって対立を余儀なくされている沖縄の縮図にもなっています。
10月28日 1時31分 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171028/k10011201191000.html