北朝鮮が生物兵器の人体実験を行い、すでに実用化している可能性が高いことが、米ハーバード大学など調査チームの報告から明らかになった。
 報告書は、ハーバード大学研究員らが細菌情報サイトのうち、北朝鮮に関連する約2万3000件を人工知能(AI)で分析し作成したもの。それによると、北朝鮮には平壌の生物技術研究所の他、定州市と文川市に秘密研究施設があり、ここで炭疽菌、赤痢など13種類の生物兵器を生産しているという。
 また脱北者の証言から、北朝鮮が生物兵器の人体実験を行っている可能性を指摘。収容所に収監された政治犯らが、実験台にされたとみられている。
 またこうした兵器の運搬には、無人機(ドローン)のほか、人間を使うことも予想されている。感染した人間を他国に送り込んで「攻撃」する可能性さえあるという。


11/17(金) 9:30配信先:選択出版(株)
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