養育していた実の孫娘に酷いこと...人面獣心の70代に控訴審も重刑

教師と相談中に性的暴行の被害を打ち明けて... 「反人倫的犯罪・罪質が悪い」

自分が育てている実の孫娘を数年間、わいせつして強姦しようとした人面獣心の70代のおじいさんが、控訴審でも重刑を言い渡された。

ソウル高裁春川裁判所刑事1部(キム・ジェホ部長判事)は、性暴力犯罪の処罰などに関する法律違反と児童福祉法違反の疑いで起訴されたA(72)氏が、「量刑が重い」と申し立てた控訴を棄却し、原審と同じ懲役7年を宣告したと10日、明らかにした。

また、80時間の性暴行治療プログラムの履修命令もそのまま維持した。

A氏の実の孫娘であるBさんは、1歳の時に両親の離婚で江原春川に住むおじいちゃん・おばあちゃんと一緒に生活している。

父方の祖父であるA氏からの性的暴行は、Bさんが小学校4年生の2015年の初めから始まった。

以降A氏は、昨年8月に自分の家で奥さんが観光に行った隙に、お茶の間で一人で寝ている孫娘B(当時11歳)さんを強姦しようとして未遂にとどまった。

A氏は2015年から今年1月までの3年余りの間、妻が家を空けた隙をみて、眠っている孫娘Bさんを5回にわたって強制わいせつ、または性的虐待をした。

A氏の人面獣心犯罪のせいでBさんは時々憤りに勝てず、両手を机に振り下ろすなどの行動を見せたりもした。

普段Bさんは学校で、静かで誠実に生活する学生だった。

Bさんはこの5月に、カウンセラーと相談中に父方の祖父から性的暴行を受けたという事実を苦しそうに打ち明けた。

A氏は裁判の過程で性的暴行の事実をいくつか否定した。

これに控訴審裁判所は「被害陳述に一貫性があり、明確で詳細の描写が豊富で信頼性があると判断される」、「被告人の事実誤認という主張は根拠がない」と述べた。

続いて「実の孫娘を長期間にわたって強制わいせつ、または強姦しようとしたが未遂に終わったことは罪質が非常に悪い」、「養育しなければならない孫娘を相手にした反人倫的犯罪を犯し、非難の可能性が大きいだけに、1審の量刑は適法である」と付け加えた。

ソース:聯合ニュース 2017年12月10日(韓国語)
http://www.kado.net/?mod=news&;act=articleView&idxno=887087
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http://www.hankookilbo.com/v/3eaec6129eee4755b84fca44d7deba45
自分が育てている実の孫娘をわいせつまたは強姦しようとしてヒロポンを投薬した後、孫娘を誘引して強制的にセクハラした人面獣心の祖父に裁判所が相次いで懲役刑を宣告した。