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 中国メディア・今日頭条は13日、「日本人はどうしてこんなに梅酒を好むのか」とし、日本の梅酒文化について紹介する記事を掲載した。

 記事は、「日本のドラマが好きな人なら梅酒についてよく知っているだろう。ドラマにしても映画にしても日本の作品には梅酒がたくさん登場する。梅酒とは、梅の実を長時間蒸留酒に漬けて十分に味を染み出させたお酒で、アルコール度数は8−15度と高くない」と紹介した。

 また、梅の実の質が梅酒の品質に直接影響し、上等な梅は色合いがよく爽やかな甘さの梅酒に仕上がると説明。特に和歌山県の南高梅が最も良質で、果実が大きく果肉も厚くて柔らかいとしたほか、漬け込みの方法に手間をかけるほど、味わいにも深みが増すとしている。さらに、通常は1年ものが市場に多く出回るが、アルコール度数の低い日本酒に梅を漬ける場合には約3年の時間がかかると伝えた。

 一方で、梅酒は自分で作ることも可能であるとし、その制作方法についても紹介。梅の実と砂糖、酒があればできるとしたうえで、梅は青緑色をして硬く、傷がない物を使うこと、酒は殺菌効果のあるアルコール度高めのものを使用しないと濁った仕上がりになること、そして砂糖は氷砂糖がベストであることを説明した。

 さらに、飲み方については氷を入れたり冷やしたりしてもいいし、加熱したり温かいもので割ってもいいし、果汁やソーダ、緑茶と混ぜてもいけるとした。また、青梅はクエン酸などの酸やビタミン、ミネラルを豊富に含むことから、食前酒としても人気が高いとしている。