1/18(木) 5:40配信
TBS News i

 自民党の河井総裁外交特別補佐は17日、フィリピンのドゥテルテ大統領と会談し、マニラ市内に慰安婦像が設置された問題について懸念を伝えました。大統領は「しっかりとした措置を取る」と述べ、問題の解決に向けて対応する考えを示しました。

 マニラを訪れている自民党の河井総裁外交特別補佐は17日、ドゥテルテ大統領と会談し、日本大使館の近くに慰安婦問題を象徴するフィリピン人女性の像が設置されたことに懸念を示す安倍総理のメッセージを伝えました。

 「私から日本の懸念をお伝えしたところ、大統領からは、この問題についてはしっかりとした措置を取るとの表明がなされました」(自民党 河井克行 総裁外交特別補佐)

 これに対し、大統領は「しっかりとした措置を取る」と述べ、問題の解決に向けて対応する考えを示したということです。

 地元メディアによりますと、この慰安婦像は中国人系団体が設置の申請をし、「許可を得た」と主張していますが、マニラ市当局は「無許可で設置された」と否定しています。

 フィリピンのカエタノ外相は12日、慰安婦像について「特定の感情や関係に影響をもたらす」と懸念を表明し、公共の場所に設置された経緯について、政府内で調査チームを立ち上げたことを明らかにしています。(18日02:06)

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20180118-00000009-jnn-int