■「慰安婦合意の履行要求」


「安倍首相の訪韓決定で韓日関係改善を楽観するのは早い」という指摘もある。日本国内の反発を鎮めるため、
安倍首相が慰安婦問題などで強硬な姿勢を取る可能性が高いからだ。

自民党議員らは同日、外務省の実務担当者などに「首相が平昌に行って何を得られるというのか」
「韓国と国際社会に『日本は慰安婦合意履行に固執しない』という間違ったメッセージを与える恐れがある」と追及したと報じられた。

安倍首相は、こうした世論を意識して衆院本会議で、「慰安婦合意について日本政府の考え方を明確に伝えていきたい。
韓国側に約束を誠実に履行していくよう働きかけていく」と述べた。

菅官房長官も「(安倍首相が平昌に行くからと言って)慰安婦合意を1ミリたりとも動かす考えはない」と言った。

韓国大統領府関係者は「日本がそう言ってきたら、『前政権の合意で慰安婦問題が解決したと見なすことはできない』という一貫した見解を述べる」と語った。
韓日首脳会談で顔を紅潮させて言い合う状況になることもあるということだ。
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