産経ニュース2018.2.4 05:00更新
http://www.sankei.com/politics/news/180204/plt1802040004-n1.html

安倍晋三首相が9日に韓国・平昌で行う文在寅(ムンジェイン)大統領との首脳会談で、核・ミサイルによる挑発行動を続ける北朝鮮に圧力をかけるため、3月中旬に平昌パラリンピックが閉会した後に速やかに米韓合同軍事演習を実施するよう求めることが3日、分かった。米韓両政府は、五輪・パラリンピック期間中の演習延期で合意している。ただ、五輪閉会後も北朝鮮に融和的な文氏が演習の再延期を求める可能性は否定できず、首相は文氏にクギを刺す考えだ。

 安倍首相は、6〜8日に来日するペンス米副大統領との会談で演習再開について意見交換するとみられる。

 首相は2日に行われたトランプ米大統領との電話での会談で「北朝鮮の微笑外交に目を奪われず、圧力を最大限強化していく」と呼びかけ、日米韓の連携を確認した。演習の再開阻止を目指す北朝鮮が、南北対話継続などをもちかけて、文政権に演習中止を迫る動きを見せていることを念頭に置いたものとみられる。

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