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北応援の「美女軍団」、１２年半ぶり韓国入り
2/7(水) 11:34配信
読売新聞
　【ソウル＝岡部雄二郎】９日に開幕する平（ピョン）昌（チャン）冬季五輪に向け、北朝鮮が派遣した金（キム）日（イル）国（グク）体育相や応援団、記者団ら計２８０人が７日午前９時半頃、陸路で韓国入りした。

　北朝鮮の応援団が、国際スポーツ大会で韓国に派遣されるのは、２００５年９月に仁（イン）川（チョン）で開かれた陸上アジア選手権以来、約１２年半ぶり。

　応援団は計２２９人で、エリート層を中心に容姿など厳しい基準で選ばれた多数の女性で構成され、「美女軍団」とも呼ばれる。大会期間中、アイスホッケー女子の韓国・北朝鮮合同チーム（コリア）などを応援する。７日韓国入りした一行には、北朝鮮オリンピック委員会の関係者やテコンドー示範団らも含まれる。

　先月の南北次官級会談で決まった北朝鮮の派遣団は、金（キム）永（ヨン）南（ナム）最高人民会議常任委員長（９０）を団長とする高官級代表団を残すのみ。金氏は今月９〜１１日に訪韓し、五輪開会式に出席する予定だが、同行する団員３人の顔ぶれや代表団の移動経路は明らかになっていない。