中国では旧暦で新年を盛大に祝う習慣がある。旧暦の正月は春節と呼ばれていて、大都市に出稼ぎに出ている人でも春節の時だけは故郷に帰省し、親族と共に食事などの団欒を楽しむ。2018年は2月16日が春節だったが、帰省ラッシュは「民族大移動」と呼ばれるほどの混雑ぶりを見せ、出稼ぎ労働者たちがいなくなり、人の気配がなくなった都市もあったようだ。

 中国メディアの捜狐はこのほど、「中国から大きな影響を受けてきた日本はなぜ春節を祝わないのか?」と題する記事を掲載し、その理由について考察している。まず記事は、中国は長い歴史の中で周辺諸国に大きな影響を与えてきて、日本もかつては積極的に中国文化や習慣を取り入れてきた国だと指摘した。

 続けて、日本も7世紀末から中国と同じように春節を祝う習慣があったと紹介する一方、明治時代に春節が祝われなくなったことを紹介。その理由として、明治政府が公務員に支払う月給は旧暦のままだと閏年があり、13カ月分の給料を支払わなくてはならず、当時財政難に陥っていた明治政府は暦を改めることによって公務員の給料を削減したことが、日本で春節が祝われなくなった大きな原因であると主張した。

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http://news.searchina.net/id/1653964?page=1