世界30の国・地域の人工知能(AI)やロボット工学の研究者らは4日、
AIを用いた軍事技術の研究センターを設置した大学、韓国科学技術院について
「ロボット兵器の開発競争を加速させる動きで遺憾だ」と批判、開発をしないと
確約するまで絶交すると宣言した。

 呼び掛けたのは、AIの研究で知られるオーストラリアのトビー・ウォルシュ氏。ロボット研究の中村仁彦・東京大教授ら60人近くが賛同した。

 研究者らは声明で、AIを持つロボット兵器について「戦争を悪化させ、テロにも悪用されかねない。開発したら後戻りできなくなる」とした。
(共同)

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018040401001813.html