■ 昨年主要マーケット輸出1億ドル、『ロボットトレイン(1期)』は22か国輸出
■ 『神秘アパート』は歴代最高視聴率・・・大人も見られるアニメはまだ不足

(写真)
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▲ 神秘アパート ゴーストボールXの誕生
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国産アニメーションが韓流の核心コンテンツとして浮上している。

CJ E&Mによれば、『ロボットトレイン(2期)』は国内でまだ放映前だが海外4か国に先行販売された。『ロボットトレイン』はロボットと汽車を組み合わせた5つのキャラクターが村を危機から救う内容である。ロボットと汽車は全世界の児童が共通的に好きな要素で、国内外を問わず人気を集めるという分析である。『ロボットトレイン(1期)』も22か国に輸出されている。

(関連写真)
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▲ ロボットトレイン

『ロボットトレイン』の他にも、様々なK-アニメーションが海外で朗報を相次いで鳴らしている。『レインボールビー』は34か国の販路に穴を開け、『タイオンとテコンヒーローズ』はタイやインドをはじめとしたアジアで人気を広げている。

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▲ レインボールビー

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▲ タイオンとテコンヒーローズ

韓国コンテンツ振興院によれば韓国アニメーション企業は昨年、アメリカのキッズスクリーンサミットとフランスのMIP-TV、MIP-COMなど、3つの主要海外コンテンツマーケットで前年よりも30%増加の合計1億ドル(約1070億ウォン)の輸出実績を達成した。

アニメーション制作会社の関係者は、「以前から韓国アニメーション企業はアメリカと日本企業が色彩と動画の下請けを任せる場合、最初に挙げるほど作画能力が優れていた」とし、「すでにグローバル市場で一般的に通じるプロットを絞り出せるだけでなく、玩具販売収益を新たに作るキャラクターを創造する事もかなるの水準を備えていると評価されている」と話した。

過去とは違う韓国アニメーションの位相は国内TVチャンネル編成でも明らかになる。 アニメーション代表チャンネルトゥーニーバスによれば去年韓国作品放映割合は46%だ。 31%だった2008年と比べた時15%ポイントも上がったのである。

(グラフ)
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▲ K-アニメーションの需要マーケット輸出実績と国内TV組み合わせ比重(単位=ドル・%)

特に最近放映が終了したホラー系の『神秘アパート ゴーストボールXの誕生』は、ターゲット年齢層である4〜13歳の平均視聴率(ニルスンコリア調べ)が10.5%に達した。これは我が国で放映した歴代の国内外アニメーション作品全体を合わせて最も高い記録である。

トゥーニーバスのシン・ギルジュチーム長は、「以前は日本の製作物の依存度が高かったが、最近になって『神秘アパート』のような国内の自主企画・製作したアニメーションの方が人気を集め、国産編成に対する要求が高まっている」と説明した。

韓国アニメーションのレベルが飛躍的に高まり、最近では海外企業から様々な合作オファーが送られている。SKブロードバンドが投資した『ミラキュラス』という国内のSAMGアニメーションとフランスのZagtoon、Method Animation、日本の東映アニメーションがコラボレーションした3000万ドル(約320億ウォン)規模のプロジェクトである。パリを背景にしたこのアニメーションは3期まで製作され、全世界120か国で放映されている。

ただし、K-アニメーションがディズニーやスタジオジブリ作品のように年齢層を超越して愛されるようになるまでは、まだ道のりは遠いという指摘がある。

漫画企画制作会社のチェダムメディアのファン・ナムヨン代表は、「“スラムダンク”や“ブリーチ”のように、どの国に行ってもタイトルだけ聞いて分かる程の作品はまだない」とし、「グローバル視聴者に合わせた一般性の獲得に、さらに努力を傾ける必要がある」と強調した。

ソース:NAVER/毎日経済(韓国語)
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&;mid=sec&sid1=103&oid=009&aid=0004143184