https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180511-00000127-jij-cn
時事通信

米朝会談決定を歓迎=習氏、正恩氏の「後ろ盾」に―中国

 【北京時事】中国外務省の耿爽・副報道局長は11日の記者会見で、米朝首脳会談がシンガポールで開催されると決まったことについて「積極的な進展があったことを歓迎する。半島の非核化推進で重要な一歩を踏み出すことを期待している」と述べた。

 習近平国家主席は金正恩朝鮮労働党委員長と今年2回会談し、北朝鮮の「後ろ盾」の立場を強めている。

 習氏は7、8両日、遼寧省大連で正恩氏と会談。正恩氏は習氏に「敵視政策と安全保障上の脅威を取り除くなら非核化を実現できる」と表明した。この後、習氏はトランプ米大統領との電話会談で「北朝鮮の安全保障上の関心を考慮してもらいたい」と語り、正恩氏の要望を伝達した。