李洙勲(イ・スフン)駐日韓国大使が28日、日本の大学で講演し、韓半島(朝鮮半島)対話局面での日本の積極的な役割を強調した。

李大使は28日、東京の政策研究大学院大学で特別講演し、「(北朝鮮問題に関連して)現在の千載一遇の機会を成功させるために韓日、韓日米が国際社会と共に全力を注がなければいけない」とし「北は非核化以降、経済再建の過程で日本の資本を必要とするはずであり、戦略的にも日本を含めて均衡を図ろうと考えるだろう」と述べた。

続いて「安倍首相が北との対話に速やかに動けば成功する可能性も高いはず」と安倍首相の役割を強調し、「北は(日本との対話で)失敗してはならない状況であり、全体の平和プロセスで日本だけが排除されることはない」と話した。

李大使は今月9日、朝日新聞のインタビューでも北朝鮮が経済をすべて中国に依存することはできないと述べ、北朝鮮も経済再建のために日本と対話しなければいけない状況だと主張した。
中央日報日本語版
2018年05月29日10時49分
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