【釜山聯合ニュース】日本による植民地時代に朝鮮半島から強制徴用された労働者を象徴する像が釜山の日本総領事館近くの路上に置かれている問題で、総領事館前への像の設置を目指す市民団体は29日、記者会見を開き、釜山警察庁長と釜山東部警察署長を職権乱用・権利行使妨害容疑で検察に告発したと明らかにした。

 団体は先月30日、総領事館前に像を設置しようとしたが警察に阻止され、近くの路上に置いた。警察当局は放置されている像を取り囲み、警戒を続けている。

 団体は「像は日本政府の謝罪を受けるため、労働者や市民の募金でつくったもので、警察の所有物ではない」と強調。「警察は何の根拠もなく像への接近を阻み、像を動かす権利も妨げている」と主張した。

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http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2018/05/29/0400000000AJP20180529002900882.HTML