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 日本と韓国は共に経済発展を遂げ、都市部の発展度合いにおいては日韓では大きな差は感じられない。しかし、各国がお互いに対して抱く評価には違いがあるようだ。中国メディアの快資訊はこのほど、米国のQ&AサイトであるQuoraに対して韓国人が投稿したという質問と、寄せられた意見を紹介する記事を掲載した。

 その質問とは、「日本と韓国は同程度に発展した国なのに、中国人が日本だけ敬服するのはなぜか」というものだ。この質問に対し、中国人ネットユーザーからはどのような意見が寄せられたのだろうか。

 ある中国人は、「日本は経済的に発展を遂げても礼儀正しく謙虚で、独自の風格を終始保ってきたが、韓国人は経済成長を遂げた後、優越感や高慢な態度を示すようになった」と主張した。また、別の意見も日本と韓国の気質の違いを指摘し、「日本人は公共の場所で静かさを保ち礼儀正しいが、韓国人は中国人と同じく騒がしい」とし、韓国を見下しているのではなく、日本の文化や社会倫理のほうが好感を感じるのだと主張した。

 他には歴史的背景ゆえに中国人は日本人に好意を持てないが、「心のどこかで日本人を尊重している」という。なぜなら、日本はアジア各国の理想的なモデルと見られ、仕事への取り組み方や環境保護、価値観を追求する姿といった点で尊敬に値するからとした。しかし、韓国は独自のものを持たず「文化は中国を模倣し、経済は日本を模倣した」と主張する意見もあったと紹介した。

 寄せられた意見がすべての中国人の意見を反映しているわけではないが、現在の中国が必要とするものを日本が持っていて、韓国は中国と似ている部分が多いがゆえに、敬服する気持ちまでは生じないという理由があるのかもしれない。(編集担当:村山健二)