台湾の蔡総統「大会準備を継続」
東アジア・ユース中止で声明
2018/7/25 22:00  7/25 22:01updated
©一般社団法人共同通信社
https://this.kiji.is/394835937169097825

第1回東アジア・ユース大会の中止決定について、声明を発表する台湾の蔡英文総統(右)と、台中市の林佳竜市長=25日、台北市(中央通信社=共同)
https://nordot-res.cloudinary.com/t_size_l/ch/images/394837094033491041/origin_1.jpg

【台北共同】台湾の蔡英文総統は25日、民主進歩党(民進党)の主席(党首)として、来年8月に台中市で開催予定だった第1回東アジア・ユース大会の中止決定について声明を発表し「われわれは競技場建設などの準備作業を続ける」と表明した。

蔡総統は「中国の政治圧力と東アジアオリンピック委員会(EAOC)の誤った決定により、中止に追い込まれた」とした上で、中止見直しに向け尽力する考えを示した。

また、大会開催は「スポーツのため、台中市のため、台湾のためで、与野党は関係ない」と台湾人の団結を呼び掛けた。