昨年、歴代中国ドキュメンタリー映画の中で観客数1位を記録して大人気を呼んだ映画があります。ところがこの映画が我が国では中国より一年遅れた今年、封切られたのですがその理由は何でしょうか?

中国地域日本軍慰安婦被害者は約20万人で2014年基準で生存者は22人でした。被害者であり生存者のハルモニたちの話を聞いてみましょうか。

[リン・アイラン/「慰安婦」被害者:日本軍は攻め込むやいなや我が家を壊した。お母さんは日本軍に捕まって死んだ。手足を縛って川に投げてしまった。]

[ラ・アイレン/「慰安婦」被害者:そこにいた時、日本人たちが私を殴った。]

22人には韓国出身ハルモニ3人も含まれていました。パク・チャスン、ハルモニは18才で日本軍慰安所に引きずられて行って故郷に帰ってこられませんでした。ハルモニが記憶するわずかな韓国語は「お母さん、お父さん」という単語とアリランです。

[パク・チャスン/「慰安婦」被害者:私を捨てて行くあなたは十里も行がずに足痛む。]

パクハルモニは故郷に一度も帰ることができずに昨年亡くなりました。

15人の慰安婦被害者が亡くなり、現在の中国に残っている被害者はただ7人です。彼らが残した話を入れたドキュメンタリー映画「22」は昨年8月、中国で封切られ550万観客を動員し、我が国では去る14日封切られました。

昨年、韓国封切りが失敗に終わったのは前政府の国家情報院が管理した「問題映画リスト」に慰安婦を扱った映画が含まれていたためです。日本軍慰安婦被害者らの痛み忘れてはいけません。

ソース:SBSニュース(韓国語) [モーニングスブス]「慰安婦被害「約20万人の話…中国より遅れた理由は?
https://news.sbs.co.kr/news/endPage.do?news_id=N1004893697