(ベリーズ 18日 中央社)蔡英文総統は17日午後(台湾時間18日午前)、外遊先の中米ベリーズで報道陣との座談会に臨み、中国のネットユーザーが台湾発祥のカフェチェーン「85度C」を「台湾独立派企業」として不買呼び掛けをしていることに言及した。

 蔡総統は、中国は尊敬される大国として地域発展のけん引役になることを望んでいるとした上で、台湾への外交圧力やいじめは責任ある国の行為ではないと指摘。「自らの行いが目的に背いていないかじっくり考えるべき」と呼び掛けた。

不買運動は、蔡総統が12日、経由地だった米ロサンゼルス滞在中に現地の85度Cに立ち寄ったことを受けて広がった。中国の現地法人は15日、「一つの中国」原則を前提とした「92年コンセンサス」の支持を強調したが、今度は台湾内部から、同社の対応に反発する声が上がっている。

蔡総統は、中国がいつの日か尊敬される大国になることに期待していると述べ、中国の指導者がこのような大望を抱いているのなら、現在の行いは自らが目指す地域内での役割に相反するのではと疑問を投げ掛けた。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)
http://japan.cna.com.tw/news/apol/201808180004.aspx