米大手金融機関ゴールドマン・サックスは、ロンドンの新拠点ビルを韓国の公的年金基金である国民年金公団(NPS)に売却することで合意した。
売却額は11億6500万ポンド(約1600億円)。売却後はゴールドマンがNPSから25年の賃貸契約を結び、ゴールドマンが欧州事業の新拠点として使用する。

 ゴールドマンは今回の売却・賃貸契約で不動産資産の現金化を進める。
一方、NPS側には、海外不動産投資を拡大すると同時に、長期賃貸先をあらかじめ獲得して収入源を確保する狙いがある。

日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34540090U8A820C1000000/