韓国海軍の艦艇が海上自衛隊の哨戒機から今年に入っても相次いで低空威嚇飛行を受けたと韓国側が発表した問題で、韓国国防省は、定例会見で「日本側が問題を大きくした」と改めて正当性を主張しました。

 「私たちは、この問題に対して抑制してきたし、戦略的で正しい対応をしてきたと考えている」(韓国国防省 チェ・ヒョンス報道官)

 韓国国防省は24日の定例会見で、「この問題は実務者間の協議で解決しなければならない事案だと考えてきたが、日本側が問題を大きくした」として、韓国の正当性を改めてアピールしました。

 また、韓国側が主張する「低空威嚇飛行」の証拠となる映像が存在するとしたものの、公開については、「具体的に決まったことはない」と述べるにとどめました。

 韓国各紙は「明白な挑発」という韓国国防省の見方を伝え、「日米韓の安保協力が最大の危機を迎えている」などと今後の日韓関係を懸念する記事も報じています。(24日11:39)

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20190124-00000053-jnn-int