0001右大臣・大ちゃん之弼 ★ 転載あかん
2019/01/31(木) 21:18:38.08ID:CAP_USER「北朝鮮が核・ミサイル開発をやめていないことは明らかだ。この1年間の変化は核実験やミサイル発射実験を停止したことだけ。何の進展もない」。調査に関わった安保理外交筋は、北朝鮮の非核化の現状をこう指摘した。
昨年6月に米朝首脳会談が実現し、北朝鮮は「朝鮮半島の完全な非核化への努力」を約束した。しかし、専門家パネルは北朝鮮の寧(ニョン)辺(ビョン)の核施設が「稼働し続けている」と分析し、首脳会談が行われた6月中旬にも排水作業が行われていたと指摘。南部の平(ピョン)山(サン)のウラン鉱山でも採掘が続いている疑いがあるという。
専門家パネルは「瀬取り」の横行も重大視。昨年、「瀬取りによる石油精製品や石炭の密輸が大幅に増加した」と分析した。専門家パネルへの米国の報告で昨年1〜8月で計148回の瀬取りが確認され、主に中露などの船舶の関与が疑われている。
調査では、韓国の制裁履行への消極姿勢が明らかになった。昨年1〜11月に北朝鮮・開城の南北共同連絡事務所で使用する石油精製品を持ち込んだが、安保理決議で義務付けられている届け出を怠った。
韓国は過去には対北決議の禁輸対象を持ち込む際、安保理に届け出を行い例外規定を受けてきたが、外交筋の間では「石油精製品の持ち込みは米国が同意せず、安保理で認められないことを懸念したのではないか」との見方が広がる。
また、ある安保理関係者は、南北事業をめぐる専門家パネルの調査に「韓国からの強い抵抗があった」と明かし、制裁より南北融和を優先させる韓国の姿勢を批判した。
韓国外務省報道官は31日の定例記者会見で、制裁違反との指摘について、「聞いたことがない」と述べた。連絡事務所の開所準備の過程で、米国など国際社会から事業への理解を得たと反論し、石油精製品は「南北協力事業の目的だけに使い、残りは韓国に持ち帰った」とも強調した。
https://www.sankei.com/world/news/190131/wor1901310025-n1.html
産経新聞 2019.1.31 20:05