菅義偉官房長官は7日午前の記者会見で、東シナ海の日中中間線の中国側で、中国がガス田開発のため、新たな海域に掘削船を配置したことを明らかにした。日本政府は外交ルートを通じて中国側に抗議した。

 中国の掘削船は昨年9月に周辺海域で確認され、11月中旬になって海域を移動していた。日本政府関係者によると1月下旬に掘削が確認されたという。菅氏は「海洋の境界がいまだ確定しない海域において、中国側が一方的な開発に向けた行為を継続していることは極めて遺憾だ」と述べた。

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朝日新聞デジタル 2019年2月7日17時11分