【ソウル聯合ニュース】韓国法務部は28日午前、日本の植民地支配に抵抗して1919年に起きた三・一独立運動を記念する3月1日の「三・一節」を前に、全国53の矯正施設で模範囚や重い病を患う者、高齢者など751人を仮釈放した。

法務部は検定試験に合格したり資格を取得したりするなど誠実に収監生活を送り、再犯の危険性のない模範囚を仮釈放の対象に選んだと説明した。

一方、飲酒運転の常習犯、詐欺や性暴力・家庭内暴力、わいせつ動画の流布などによる受刑者は対象から除外された。

 今回の仮釈放の対象には宗教的信仰による兵役拒否者1人も含まれ、注目を集めている。

 宗教的な信念による兵役拒否を「正当な兵役拒否の事由」に当たるとした昨年11月の大法院(最高裁)判断に基づき3カ月間で70人が仮釈放され、この日仮釈放された元受刑者が最後の1人となった。

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聯合ニュース 2019.02.28 14:33