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光州(クァンジュ)・全南(チョンナム)地域で唯一の日本慰安婦被害者であるクァク・イェナムさんが2日に死去した。享年96歳。

日本軍性奴隷問題解決のために結成された『光州蝶(ナビ)』は、慰安婦被害者のクァクさんがこの日の午前に自宅で亡くなったと明らかにした。

クァクさんの死去により、慰安婦被害者の生存者は22人となった。また、去る1月28日に93歳で亡くなった故・金福童(キム・ボクドン)さん以降33日ぶりである。

クァクさんは15歳だった去る1940年、「工場に就職させてあげる」という言葉に騙され、日本軍慰安婦として連行された。

解放後も帰る事ができず、中国の安徽省(あんきしょう)宿州(しゅくしゅう)で60数年間留まった。去る2004年に故郷である潭陽(タミャン)に戻った。

帰国後、細胞がん・肺がんの4期診断と認知症を患ったクァクさんは、闘病生活をしながら日本の謝罪を要求していた。

光州蝶の関係者は、「性奴隷被害者の生存者は平均年齢が93〜94歳である」とし、「被害者の最後の願いは日本政府の誠実な謝罪であり、賠償を受けなければならない」と強調した。

クァウさんの遺体安置所は全州(チョンジュ)病院葬儀場のVIP室別館特別室に用意された。

ソース:NAVER/光州=NEWSIS(韓国語)
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&;mid=sec&sid1=102&oid=003&aid=0009089502