[フォトムービー] 私たちがよく知らなかった桜花の話 (※映像ニュース、記事は写真のキャプションから)
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&;mid=sec&sid1=102&oid=001&aid=0010693528
https://imgnews.pstatic.net/image/001/2019/03/14/AKR20190313144000797_01_i_20190314070132364.jpg
(ソウル=聯合ニュース)春が来たのを感じたときに、私たちの心を最もときめかせるものは、桜ではないかと思います。
見られる時間は短いが、それほど美しいから、私たちは毎回桜を待ちます。華やかな桜のはなびらの間には、隠された話があります。私たちがよく知らなかった桜の話を紹介します。

春風なびかせ〜 舞い散る桜の花びらが〜 (桜エンディング、作詞作曲Busker Busker)
毎年、この時季になると、私たちをときめかせる桜の花
ところで、桜についてどれくらい知ってますか?

■歴史の中の桜
高麗時代に作られた世界記録遺産の八万大蔵経 
八万大蔵経に使われた木材の中で、60%以上が桜の木
丈夫で腐りにくく、主に木材として使用

桜の木の皮である樺皮は、弓作りに使用 ―朝鮮時代の主要武器
重要な軍需物資である「樺皮」の輸出を止めた ―朝鮮王朝実録、中宗21年
孝宗の時代、北伐を目標に大規模な植栽も

■桜は日本の国花か?
桜は、日本国花だと見ている人が多いのですが
日本の憲法を見ると、公式的な国花はないんですよ
代わりに、日本の皇室を象徴する菊花があります 
日本の象徴として桜花・菊花が置かれているだけ

■「王桜の木の起源」論争に終止符
王桜の起源の論争は100年以上続いてきました

―1901年、松村任三東京大植物学科教授
王桜の木を日本式の名前、ソメイヨシノとして 
日本の植物学会誌に登録して発する

―1908年、宣教活動していたフランスのエミール・タケ神父
済州王桜の木を最初に発見して、済州島が自生地であることが判明

―1932年、 日本京都大学の小泉博士も
済州から王桜の木の自生地を発見したという記録を残す
これに基づいて、済州自生王桜の木が日本へと渡ったという主張を提議

反面、日本の学者たちは、王桜の木の自生地が過去にあったが消えたと主張
日帝強占期時代の韓国に入ったと主張したりも

―これに、1962年パク・マンギュ植物学者
「桜は私たちの花…漢拏山が原産地」と主張

その後も、韓日両国の間で、「王桜の原産地」論争は絶えませんでした

―2018年、韓国・山林庁国立樹木園
世界で初めて済州自生王桜の全体遺伝体の完全解読に成功
「完全遺伝体を比較した結果、済州と日本の王桜は、互いに異なる植物」と、110年越しで原産地論争に「終止符」

私たちがよく知らなかった桜の話を知って楽しめば、より意義ある祭りになるんじゃないでしょうか

構成、チョン・ウンミ 編集、チャン・ヒョンジン 制作支援、LG