[ドローンから見た済州秘境]  風が吹けば舞い散る「花雪」… 雨が降れば「花雨」

王桜の花の道
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9日午前、済州道済州市ボンゲドン、王桜の木の自生地(天然記念物、第159号)。瞳の周りに白い縁取りがあるメジロ、鋭い破裂音を立てるヒヨドリが、共に競争でもするかのように飛び交い、王桜の木の枝に止まった。よく見ると桜に夢中になっている様子だ。王桜の木の花が甘いせいだろう。王桜の花は華やかだが、そっと風が吹くと舞う「花雪」になって、雨が降ると地面に落ちる「花雨」になる。

他の地域に比べて、済州は桜の花を長い間見ることができる。海岸の低地帯で咲いた花が散る頃には高地帯では花のつぼみが膨らむ。 4月一ヵ月の間は、華やかな王桜の世界だ。 国内には22種の桜の木類があるが、済州には王桜をはじめ、ヤマザクラ、オオヤマザクラ、タンナヤマザクラ、ミヤマザクラなど11種が自生している。

この中で、花が華麗な王桜の木が人気を一身に受けている。済州市典農路(チョンノンロ)や済州大の入口、西帰浦市(ソギポシ)表善面(ピョソンミョン)加時里(カシリ)鹿山路(ノクサンロ)などが、「王桜の花の道」(写真)で有名だ。

日本人が好んでいるという理由で桜花が排斥されることがあるが、王桜の木は済州地域が自生地だ。フランス出身の宣教師であるエミール・タケ神父(1873〜1952)は1908年4月、漢拏山海抜600mの観音寺周辺で王桜の木の標本を初めて採集した。日本国内の王桜の木の自生地はまだ確認されていない。「桜王国」という名声に傷がつくことを恐れてか、日本はこれまでに済州が王桜の原産地であることを認めていない。2017年の調査で、漢拏山王桜の木は海抜165mから853mまで、173の地域で194本が自生していることが確認された。

イム・ジェヨン記者

ソース 東亜日報(韓国語)
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&;mid=sec&sid1=102&oid=020&aid=0003210387

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