【ソウル時事】韓国の保守系最大野党・自由韓国党のナンバー2、羅卿※(※王ヘンに爰)・院内代表は16日、文在寅大統領が南北首脳会談の本格準備を表明したことについて、「文氏の深刻な『会談中毒』が確認された」と述べ、「会談のための会談はこれ以上意味がない」と批判した。対策会議での発言を党が公表した。

 羅氏は「北朝鮮(の金正恩朝鮮労働党委員長)は、施政演説を通じ、制裁緩和なしには非核化する意志がないことを示した」と指摘。「文氏だけが『非核化の意志を表明した』と言っている。現実を認めたくないのか問いたい」と疑問を呈した。自由韓国党報道官も「文氏の正恩氏への執着はまさにストーキング水準だ」とやゆし、「現実を直視するよう願う」と述べた。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019041600709&;g=int
時事ドットコム 2019年04月16日14時30分