(動画差し替え=Youtube )
https://www.youtube.com/watch?v=lKs50VmYAg0

<アンカー>
今日(29日)からASEAN(東南アジア諸国連合)とアジア太平洋諸国の連合海上訓練が釜山(プサン)とシンガポールの近海で相次いで行われますが、韓国が主管する第1部の訓練に日本は参加しない事となりました。

哨戒機威嚇飛行と旭日機掲揚問題で、韓日の対立が依然として大きいためと分析されます。

ハン・スンヨン記者が報道します。

<レポート>
ステルス機能を備えたシンガポールの最新海軍艦艇が釜山海軍作戦基地に入港すると、将兵たちがシンガポールの国旗を振って歓迎します。

今日から来月2日まで、釜山の沖合で我が海軍が主管する連合海上訓練には、8か国の艦艇10隻が参加します。

ASEAN10か国を含み、我が国と米国、オーストラリア、日本など、アジア太平洋諸国18か国が3年前に始めた連合訓練で、今回で2回目です。

1部と2部に分けられて1部は我々が、2部はシンガポール海軍が主管しますが、日本は我々が主管する1部の訓練には参加しません。

韓日共にその理由を明らかにしていませんが、両国間の対立を象徴的に表しているという分析です。

<シン・ボンチョル(峨山政策研究院安保統一センター長 )>
「哨戒機対立と旭日機掲揚問題によって、韓国水域で開催される連合訓練に日本が参加しないものと見られます」

日本が参加する第2部の訓練は来月9日から始まりますが、国際取引禁止物を積載している疑いがある船舶検索のための訓練です。

日本が国際社会の対北圧力に、より重点を置くというメッセージを投げかける意図もあるという分析です。

軍の当局者は、第2部の訓練に日本以外にもオーストラリアやベトナムなど、第1部を飛ばして参加する国がさらにあるとし、拡大解釈を警戒しました。

しかし韓日間の対立で、当分両国の軍事交流が困難である事は明らかです。

このような中、来月の初めに韓米日安保会議を通じて、韓日間の国防交流協力復元問題を重点に議論されるのか注目されます。

KBSニュース、ハン・スンヨンでした。

ソース:NAVER/KBS(韓国語)
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&;mid=sec&sid1=100&oid=056&aid=0010696169