・日王即位に李首相、「天皇様」
・ネチズン、「日王と呼称すべき」
・外交部、「当事国の呼称が慣例」

(写真)
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▲ アキヒト日王(中央)が4月30日、東京の皇宮で自身の退位奉告の儀式を終えて神殿から出ている。
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日本の新しい王の即位に関連して、政府の表現が議論の対象となった。インターネット上で国民は我が政府が『天皇(チョンファン)』と呼称した事について、『日王(イルワン)』にしなければならないのではないかと指摘している。

30日、外交部の定例記者会見で外交部の金仁チョル(キム・インチョル)報道官は、「文在寅(ムン・ジェイン)大統領は今日、退位するアキヒト(昭仁)天皇に書簡を送った」とし、関連する消息を伝えた。先立ってこの日、李洛淵(イ・ナギョン)国務総理は、「日本は5月1日から “レイワ(令和)” 時代。韓日関係を重視したアキヒト天皇様に感謝します」と自身のTwitterなどに祝辞を投稿した。

国民はインターネット上で、李総理と政府の日本の王に対する『天皇』表現が聞き苦しいと批判文を書いた。天皇は日本の歴代君主に対する称号で、『万物を支配する皇帝』という意味である。元々は中国で唐の高宗(コジョン)が天皇という表現をしていた。

天皇は漢字語意味どおりだけ見ても‘空の皇帝’という意味でキリスト教など宗教家が見た時はともすると神を冒涜する表現になったりする。

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▲ 30日、李洛淵国務総理が自身のTwitterに、「日本は5月1日から “レイワ(令和)” 時代。韓日関係を重視したアキヒト天皇様に感謝します」とツイートした。
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もちろんこの日、李総理は、「韓日両国が新たな友好協力関係を構築するよう、指導者が共に努力しましょう」と言いながら、外交的な側面で韓日関係のための礼儀を守ったものと見られる。

外交部もこのような表現が外交的慣例であるとし、その国の国民が呼ぶ表現にすると説明した。この日、外交部の金仁チョル報道官も文大統領の日王への書簡の消息を伝え、「文大統領様はアキヒト天皇が在位期間中、平和の大切さを守る事の大切さを強調してきたと述べ、韓日関係の発展に大きく寄与をした事について謝意を示し、退位後も両国関係の発展を期待する」と伝えた。

しかし、昨年10月の韓国大法院(最高裁)の新日鐵住金の朝鮮人強制徴用に対する賠償判決、11月の慰安婦和解治癒財団の処理問題に対し、日本側が我が政府に抗議をして早急な処理を要求、国民は反感を買っている。

また、12月の海軍レーダー議論、今年の安倍晋三総理の施政演説で主要関係国に関する表現で韓国を除いた事、独島(トクド)が日本の領土という虚偽の主張を日本の国定教科書に盛り込むなど、過去の帝国主義的態度を続けている状況で、今回の『天皇』、『天皇様』の表現は結果的に国民的反感を煽る格好になった。

日本では5月1日からアキヒト日王が退位して、ナルヒト(徳仁)新日王が即位する。これに合わせて日本の年号も1日の0時より、ヘイセイ(平成)からレイワ(令和)変更される。レイワも『平和を命令する』という意味で解釈されて物議を醸した。

一方で外交部は、新日王に対する祝電も近々発表すると明らかにした。また、外賓が参加する新日王の即位式は10月に行われる予定だが、政府はその日程に合わせて検討する予定であると明らかにした。

ソース:天地日報(韓国語)
http://www.newscj.com/news/articleView.html?idxno=627230