頭が痛くて119に申告したのに救急隊が早く来ないと自宅に火を付けようとした60代男性が懲役刑を宣告された。

仁川地方法院刑事15部(ピョ・グッチャン部長判事)は現住建造物放火未遂の疑いで起訴されたA(67)氏に懲役2年を宣告したと20日明らかにした。

A氏は去年9月18日午後7時30分、仁川市西区のあるヴィラ前通路の階段でダンボール箱に火を付けて放火を試みた疑いで起訴された。

彼は頭が痛くて119に申告をしたのに救急隊が早く来なかったという理由で犯行を犯したことが調査された。

裁判部は「被告人の犯行で深刻な被害が発生するところだった」として「火災現場に出動した消防士の消火作業を妨害したりして罪質が良くない」と判断した。

しかし「犯行を認めて過ちを反省しており、遅ればせながら隣りの住民たちに避難しなさいと知らせた点などを考慮した」と量刑理由を明らかにした。

2019/06/20 10:31
https://www.yna.co.kr/view/AKR20190620063600065