【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の高ミン廷(コ・ミンジョン)報道官は20日の定例会見で、中国の習近平国家主席の訪朝で朝鮮半島問題解決の構図が韓国、北朝鮮、米国の3者から中国を加えた4者に変わる可能性が浮上したとする丁世鉉(チョン・セヒョン)元統一部長官の見通しについて「多様な解釈があり得る」とした上で、「結局は北と米国間で問題を解決することになる。その過程でどのような新しい方式が出るか予断することは難しい」と述べた。

習氏の訪朝で、非核化に向けた韓国の仲裁・促進の役割が弱まる可能性があるとの懸念について「メディアは韓国の役割を仲裁者、当事者などと表現するが、そのような規定より朝鮮半島の非核化と平和を実現させる最速の方法の模索に乗り出す」とした。

その上で「現在の朝鮮半島を取り巻く動きに関連し中国と緊密に協議している。韓米首脳会談も開催されるため、全般的な状況を大きな枠でとらえてもらいたい」と述べた。

 一方、28〜29日に大阪で開催される主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に合わせた韓日首脳会談の開催については「今のところ決定されたことはないが、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は会談が開かれることを希望してきた」と説明した。

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聯合ニュース 2019.06.20 21:14

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青瓦台の高報道官(資料写真)=(聯合ニュース)

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