日本政府が韓国への半導体材料の輸出管理を強化したことを受け、韓国の産業通商資源省はきょう午前、日本側との2国間協議の開催に向け、調整を進めていることを明らかにしました。

ただ日本側からは、「いまは応じられない」との回答を受けていて、開催時期などは決められない状況だということです。

産業通商資源省は、来週にも韓国政府の対策案を発表する方針で、WTO=世界貿易機関への提訴に向けても検討を進めているということです。

こうした中、世界最大の半導体メーカー、サムスン電子の李在鎔副会長はきのうから日本を訪れていることが明らかになりました。

韓国の朝鮮日報によりますと、李在鎔副会長は現地の取引先などと日本政府の輸出規制への対応策を協議するということです。


7月8日(月)
https://www.tv-tokyo.co.jp/mv/hiru/news/post_180901