[ソウル 8日 ロイター] - 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は8日、日本政府に対し、半導体材料の輸出規制強化を撤回するよう求めたことを明らかにした。

同大統領が日本の輸出規制について公の場で発言したのはこれが初めて。

同大統領は、日本が政治的な目的で民間の貿易を制限しようとしていると批判。国際的なサプライチェーンがリスクにさらされ、世界の懸念要因になっていると述べた。

同大統領は、報復措置は講じたくないが、日本の輸出規制で韓国企業がダメージを受ければ、報復措置の可能性も排除できないと発言。側近との会合で「対抗措置の悪循環は、両国にとって全く望ましくない」と述べた。

同大統領は、国産のハイテク装置・材料の育成を優先するとも表明。長期的に対日貿易赤字を改善する方針も示した。

韓国は主要原料・設備の輸入を日本に頼っており、慢性的に対日貿易赤字を計上している。

https://jp.reuters.com/article/southkorea-japan-laborers-moon-idJPKCN1U30L5
ロイター 2019年7月8日 / 15:58

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