2019.07.28。 11:10 ハンギョレ新聞

化学・機械・電子など韓国の主力産業の競争力が日本と比べて劣勢を強いられていることが分かった。

現代経済研究院は28日、「韓日主要産業の競争力比較示唆点」報告書で、
「国家間の比較優位を示す貿易特化指数(TSI)を介して主要産業の韓-日競争力を分析した結果、
ほとんどの重化学工業で韓国が劣位にある」と分析した。

報告書は、化学、プラスチック、ゴム・皮革、機械産業を「絶対劣位」と評価した。
これらの産業の競争力格差は最近になって少し狭められているが、改善速度は遅いことがわかった。
詳細業種別では、精密機械産業は改善の兆しがないのに対し、自動車部品産業は競争力が急速に改善され、日本との格差がほとんどなくなった。

電気・電子産業は、最近対日競争力が急落して「劣位」にあると評価された。メモリは日本よりも優位にあるが、
半導体産業全体では絶対劣位にあることがわかった。 フラットパネルディスプレイも最近競争力が急速に悪化し、
絶対劣位に分類された。一方、家電は劣勢から優位に転換され、無線通信機器は2010年以来優位性を維持している。

金属と鉄鋼業界は、最近競争力格差を減らし、絶対劣位から劣位に改善されたと評価された。
一方、非鉄金属は、改善の速度が遅かった。

軽工業の繊維・衣料産業は、日本が優位を保っており、生活用品業界は対等か、小幅劣位にあると分析された。

国内産業の日本への依存度は高いと分析された。以下略

http://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/903595.html