韓国の格安航空会社(LCC)「エアプサン」と「イースター航空」は14日、北九州―韓国・大邱テグ線と宮崎―韓国・仁川インチョン線の定期便を9月から運休すると発表した。日韓関係の悪化による利用低迷の影響とみられる。

 エアプサンは現在、北九州―大邱線を週7往復運航する。7月の搭乗率が4割台と低迷したため、同月に週3往復への減便方針を発表したばかりだったが、9月1日以降は運休する。

 宮崎―仁川線を週3往復するイースター航空も9月19日〜11月30日の運休を決めた。12月以降は未定で、同社は「できる限り早期に再開したい」としている。

 韓国への定期便を巡っては、「ティーウェイ航空」の仁川と佐賀や大分、熊本、鹿児島を結ぶ路線が今月19日から、「エアソウル」の仁川と熊本を結ぶ路線が10月27日から運休することも決まっている。

https://www.yomiuri.co.jp/economy/20190814-OYT1T50236/
讀賣新聞 2019年8月14日(水)