米華字メディア・多維新聞は29日、韓国紙・朝鮮日報の報道を引用して「韓国が日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決定したことに対し、66人の韓国人外交官経験者が撤回を求めている」と報じた。

日本の半導体材料の輸出管理強化や輸出優遇国「ホワイト国(現グループA)」からの除外措置を受け、韓国は22日に軍事情報保護協定の破棄を発表した。

記事によると、これに対して韓国では韓国統一部元次官の金錫友(キム・ソクウ)氏やロシア駐在元大使の李在春(イ・ジェチュン)氏ら66人が連名で政府に撤回を要求。「日米韓安全保障協力体制が形骸化すれば、米韓同盟の運営にも深刻なダメージが現れる。外交において韓国は友好国の間で徹底的に孤立しており、中国やロシア、北朝鮮に包囲された状況になっている」「5200万人の国民は、ハイジャックされた機内にいる乗客のようだ」などと述べたという。
Record china
2019年8月30日(金) 11時20分
https://www.recordchina.co.jp/b740950-s0-c10-d0148.html