3日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・前8時)では、2日発売の「週刊ポスト」(小学館)が
「韓国なんか要らない」という特集を掲載したことに批判が殺到。編集部が謝罪したことを報じた。

「週刊ポスト」は「韓国なんか要らない」という特集を掲載。作家や読者から批判の声が相次ぎ
「誤解を広めかねず、配慮に欠けておりました。お詫びするとともに、他のご意見と合わせ、真摯に受け止めて参ります」と編集部がお詫びした。

コメンテーターで同局の玉川徹氏(56)は「だいぶ前から嫌韓本みたいのが売れてるんですよ。
いい本を作る編集者でも、ヘイトみたいな本も作ってるんですね、私の知ってる編集者も」と出版業界について説明。

「今回、テレビがそれに乗っかってきている」とし、「雑誌とか本は何十万部のケタなんですね。
テレビは何百万のケタなので」と自身が出演するテレビの影響力の大きさについて語った。

続けて「政府間の対立とかがあって、6割くらいの人が日本の政府の対応は正しいとなってくると、
テレビは今度、その多数派に寄せていくんですね」とした上で、「多数派に寄せていくということで結果が出てきたりすると、
さらに志の低い番組だったりすると、あおるんですよ。そういう状況が今、もう出てきている」と指摘。

続けて「そういう状況が進んで行くと何があるんだと、我々考えないといけないんですね」と語ると、
MCの羽鳥慎一アナウンサー(48)も「我々含めて冷静に、ちゃんと考え、客観的に物事を見ていかなきゃいけないんじゃないかと思います」と結んだ。
https://hochi.news/articles/20190903-OHT1T50079.html