臨済宗妙心寺派(大本山・妙心寺、京都市右京区)は、所属する岐阜県の寺の僧侶がツイッター上で、
在日韓国・朝鮮人らを差別するヘイトスピーチを繰り返していたと明らかにした。

同派はホームページに栗原正雄(しょうゆう)・宗務総長名の「お詫(わ)び」を掲載した。

同派教学部によると、今月2日に外部から指摘があり、調査した結果、男性僧侶が今年3月から9月、
在日韓国・朝鮮人を差別する内容の投稿を少なくとも6回繰り返していたことが確認されたという。

ツイッターのアカウントはすでに削除されている。

同派はホームページ上で「啓発活動を実施しているにもかかわらず、誠に遺憾で、多くの方々の心を傷つけましたことに対し、深くお詫び申し上げます」
とし、今後、宗派をあげて人権問題への取り組みを見直すという。
https://www.asahi.com/articles/ASM9C5K4XM9CPTIL01W.html